Vol.1

No.6:あたしと彼の珍道中

 

それから3日後、家族がやっとあたしへの態度を普通に戻した。
結局あたしは何があったのか家族には言わなかった。
言えるわけがない。言う気もないし。

その間、貴人はあたしの前に姿を見せなかった。
あんだけ言ってて現れない貴人になんだか腹が立っていたが、気付かないふりをした。

そして今、あたしは3日ぶりの貴人と歩いている。

「してみたかったんだ。制服デート」

「で、デート…」

「違うの?」

「違うわっ」

貴人が着ているのはグレーのブレザーに黒いコート。
ムカつくほど似合っている。
というかこいつが着たらどんなにダサい制服でも有名デザイナーの作品みたいに見えるだろう。
対するあたしは何の変哲もない紺のブレザーだ。コートだってどこにでもあるPコート。

確かにはたから見たら制服デートかもしれない。そう思ったらにわかに周りが気になりだす。

 

今日は美晴はデートと言うことで先に帰った。
はずなのだが、駆け足で戻ってきた美晴は「貴人君いる!」と言ってあたしを引きずった。
会いたいような会いたくないような気持ちで校門に行ってみると、制服姿の貴人が立っているではないか。

なんかむかついたので、久しぶり、とだけ言って通り過ぎようとした。周りの目もあるし。
しかし貴人は「このあと暇?」と聞いてきて…
否定できないまま、貴人に連れられて歩いているというわけだ。
ちっ。今日に限ってほんとに暇だなんて…

制服デートか。デートとは違うと言い張りたいけど…
美晴を見て羨ましく思っていたのは事実だが、まさか現実に自分がすることになろうとは。
人生何が起きるかわからない。

「その制服どこの?」

「皆星学園だよ」

「へ、へぇぇ…」

皆星学園と言えばこの辺で1、2を争うほどの名門私立校だ。お金持ちも多い。

やはり奴はセレブなんだ。県立高通ってる人間とは違う。

「どこ行くの?」

なんかチクリと痛む心に気づかないふりをして聞く。
貴人はにっこりと笑った。

「うーん。君とならどこへでも」

「決めてないのか!」

「嘘嘘、映画でも行こうよ」

「映画かぁ…」

貴人はあたしより1メートル先を歩きながら振り返った。

「何か見たいものある?」

「うーん。いま何やってるのかなぁ」

「じゃぁ着いてから決めようか」

貴人はにこにこ笑いながらあたしの先を歩く。
あたしとの約束はまだ破られていない。

でも映画を見るとしたら絶対1メートル以内になってしまうよな。
ふと思った。

 

映画館につき、何見るかを決め、チケットを買い(というか買わせ)、ポップコーンもおごってもらい(あくまでも厚意)、
席に着く。
何を見るかでもめるかと思ったがそうでもなく、あたしがポスターを見てぼそっと「おもしろそ」と言ったのになった。
そして席に着いたのだが、なぜかあたしと彼の間には1席空席が設けられている。
まあなぜかっていうよりあたしとの約束をしっかり履行しているだけだけど。
チケット販売のおねーさんはこの空席について一瞬訝しげな視線をした。
でも隣のあたしを見て安堵の入り混じった何かを感じたのは気のせいじゃないだろう。

見る映画は全米全英ナンバーワンの収入を誇るというアクション映画。
金かかってそうなセットに有名俳優を何人も起用した話題作だ。

見てる間、何度か貴人の視線を感じたものの、あたしは一切気にも留めずにイケメンの外人たちを見ていた。
アクションシーンもなかなか良く、ストーリーも面白かったので、なかなか引き込まれた。
うん。さすがは話題作。ナンバーワンもだてじゃない。

ポップコーンをもそもそ食べながら、美人女優との掛け合いのシーンをじっくり眺める。
こんな大スクリーンでどアップになっても美しい女優さんはホントすごいわー。
そう思ったらふと貴人の視界どアップを思い出して顔が赤くなる。

ちらりと当の本人をみると、すぐ気付いてにっこり微笑んできた。
映画に集中しろよ!

 

映画が終わった後、貴人にお願いされて公園に寄った。
あの顔でお願いされて断れるやつは相当すごい。ほぼ強制の威力だ。
なんか悔しい。

「おもしろかったね」

「うん」

ベンチに座ってぽつぽつ話す。
貴人は相変わらずニッコニコで、あたしはと言えばそんな貴人とまともに目を合わせない。
一回目が合うとはがせない。それを防止するためにも。

貴人はそんなあたしをどうするということもなく、映画の感想や、今日の出来事などをいろいろ聞いてくる。
人と話すときは目を見て話しなさい、と教わってきたあたしはつい貴人を見てしまい、
そのニコニコ笑顔から目が離れなくなっていた。

ほんとにうれしそう。

「へぇ、じゃぁだから今日ポニーテールなんだ」

「え。あー、うん」

「おろしてるのもいいけど、そっちも可愛いね」

「うぐっ」

悪びれずに言う貴人。もはやほめ言葉が嫌がらせにしか聞こえん。

今日体育でバトミントンをしたという話をなぜかしたらこういう流れになった。
貴人はどうしてもあたしを褒める方向にもっていきたいのだろうか。まさかね。

日も暮れてきたので帰ることにする。

夕焼けの中微妙な距離感をもって歩くあたしと貴人がなんかおかしかった。
貴人はあたしが含み笑いをしたのを見て?顔になるが、またすぐ笑顔になる。

「あんたよく笑うよね」

ぽつりと言った問いから、やっぱり予想通りの答えが返ってくる。聞くんじゃなかった。

「だって沙映さんと一緒にいるもの」

「うう…」

「ねーねー沙映さん、沙映さんはイヌ派?ネコ派?」

「…うーん。猫かなぁ。…ていうかそんなあたしの話ばっかしてて楽しい?」

「うん。もちろん。僕沙映さんのこともっともっと知りたい。沙映さんのことなら何でも知りたいんだ」

ゴフッ!!


いろいろ話しながら(というかあたしが貴人の質問にひたすら答えていた)来たせいで帰り道が速い。

家がみえる前の道路まで来てあたしは「じゃぁね」と別れようとした。
もし家の近くまで来て家族に見られたらたまったもんじゃない。

貴人は少し残念そうな顔をしたが特に何も言わず、「うん。またね」と言ってそのままあたしを見送る。
見えなくなるギリギリになってちらっと振り返ってみたが、やっぱり笑顔でこちらを見送っていた。

…あんな美少年の御曹司が一人でいて平気なんだろうか。
いらんかもしれない心配をついしてしまうあたしだった。

 

それから2週間、あたしは忙しいようなそうでないような時間を過ごした。
センターも終わり、もうすぐ私大入試や2次試験で、いよいよ受験も佳境といったところなのだが、
終わっているものには遊ぶしか選ぶべき道はない。

学校に行き、学校のみんなと遊び、貴人ともなんどか(ほぼ強制的に)あそんだ。
学校のみんなはもうあたしと貴人は付き合っているとばかり思っているらしく、
校門で待つ彼を見ては友達に「沙映は今日はデートか」などと言われてしまう。もちろん否定するが全く聞いてもらえない。
唯一真実を知る美晴は、特に弁解を手伝ってくれるわけもなく、むしろ誤解を助長させるようなことを言っては楽しんでいる。くそ。

貴人とのデート(と認めたくはない)はあたしが墓穴を(答えが予想できる問い)掘らない限り、
耳まで赤くなるようなことを言われることは減った。
あたしのことをひたすら聞きまくる貴人といるのにもやっと慣れてきたところだ。
もちろん聞けば自分のことも言うのだが、なんか癪なのであたしはあまり貴人のことを聞いてない。

貴人とお見合いしてからもうすぐ1カ月がたとうとしている。
あたしはようやくまともに話せるようになってきたぐらいだ。

今日もまた、あたしは貴人と遊んでいる。
今日はゲーセンに行くことになった。あたしの発案だ。
いつも遊ぶグループとはよく来る。
貴人はゲーセンが珍しいのか、きょろきょろしている。

「ゲーセン来たことないの?」

聞くと、振り返った貴人は目を輝かせていった。

「うん。こういうところって初めて。行ってみたかったんだ!ゲームセンター」

そしてまた物珍しそうにあちこちを渡り歩いた。さすがは御曹司、なのか。
なんか少年ぽい。
まあまだ少年としか言えない外見だけど、なんかませてるし…

「ねーねー沙映さん!これ一緒にやろうよ!」

貴人が手招きする。完全にはしゃいでいる貴人にふっと笑みがこぼれた。
なんだかんだ可愛いからなぁ貴人は。
…いま自分で言ってて悲しくなった。

「なに?レーシングゲーム?」

「沙映さんやったことある?」

「あるよ。結構得意かも」

「じゃあやろう!」

貴人は早速機械に乗り込み、シートベルトを止める。
あたしは貴人に説明しながら、適当に車を選ばせた。

「よーし。沙映さん、勝負しよ」

「ふっ。初心者が言ってくれるなぁ。勝てるもんなら勝ってみろい」

このゲームは得意だ。いつもの面子ならほぼまけることはない。
あたしがアーケードで最もやりこんでいるゲームだし。

「ふふっ。じゃあもし僕が勝ったら…」

一瞬、キスさせてと言われるのかと身構えたが、強気な表情の貴人の口から出たのはもっと簡単なことだった。

「今日の帰りは1メートル以内にいさせてね」

「え。それでいいの?」

「えー。沙映さん、な〜に?不満?」

若干目を細め、にやりと聞いてくる貴人に、あたしは大きく首を振った。

「ま、まっさか!それでいいよ!でも、今日だけだし、いるだけだかんね。それに負けたらだめだよ」

「はーい。…じゃ、はじめよっか」

そう言って貴人は真剣な表情で画面に向きなおる。
その表情に不覚にもどきりとしてしまう。あわてて私も画面に集中した。

貴人は勝つ気満々だけど、あたしも負ける気はさらさらなかった。
はじめてやるとは言っても、勝負は勝負。
手を抜く気はない。相手は貴人だし。って関係ないか。

あたしはハンドルを握りしめ、アクセルを踏み込んだ。

 

 

あ、

危なかった…


「あ〜あ…あと少し、あのコーナーがうまく回れてれば勝てそうだったのに…」

「あ、あんた。ほんとに初めてやったの?」

「うん。こういうゲームは初めて。でも車の運転ならよくやってたからね」

「へ…?」

「ホラ、海外じゃ高校生でも車運転できるんだよ」

「そ、そうか…」

こういうゲームってあんまり車の運転関係ない気もするんだけど…
もしかしたらハンドルを握ると人が変わるタイプなのかも。

「沙映さーん。もう一回!」

「だ、駄目だよ!一回勝負だもん」

「ケチだなぁ。負けると思ってるんでしょ」

「フッまさか。さっきは初心者相手と油断しただけさ!」

「じゃあもう一回ね♪」

「受けて立つ…!」

まんまと貴人に乗せられたあたしは、あっけなく負けた。
今までの常勝伝説はいったいなんだったの。。。よよ

「勝ったー!」

きらきらと光がこぼれださんばかりの笑みを浮かべて貴人がガッツポーズをしている。
対するあたしは落ち込みを隠せない。

「ね、さっきの有効だよね」

「クッ…勝手にするがいいさ!女に二言はない!」

「やったあ」

そう言って満面の笑みを浮かべる貴人。
あたしは思わず見とれてしまうが、ふと辺りを見渡すと、ほかの客たちも見とれていた。
惜しげもなく笑顔を振りまく本人だけが実に楽しそうに声をたてて笑う。
薄暗くてうるさいゲームセンターの中でも、貴人はなんか光ってるように見え、その声が耳から離れなくなる。

「沙映さん、これは?」

「ポッ○ンミュージック?知ってるよ」

「今度これで勝負しよう!」

「これは初めてじゃ難しいんじゃない?」

あたしはこれも得意だ。
だが上には上がいるもので、よく行くグループの友達には二人もプロっている奴がいる。
それにくらべれば平々凡々なあたしの腕だが、まぁ初心者には軽く勝てる腕ではあるはずだ。

「沙映さんはできるの?」

「まぁ、それなりにね。一回やってみたら?」

「うん」

…♪〜♪〜〜♪

あたしは口をあんぐりとあけていた。

こいつ何者?


貴人は適当に適当な曲を選び、適当にやっているように見えるが、
初心者のくせにややむずかしめの曲で、ほぼノーミスで叩きまくっている。

♪〜♪…

「面白いね!これ」

やり遂げた感がすがすがしさとなって出てくる貴人の笑顔。

「そんなに難しくなかったよ。さあ、沙映さん勝負勝負」

「え。ちょ、」

「今度勝ったら、手をつないで帰れる権利をもらいます!」

「はっ…!」

 

恥ずかしいことを言うなぁぁぁ!!

そんな動揺したままのあたしが勝てるはずもなく。

「やったー!また僕の勝ち」

「くぅそぉぉぉぉ!!」

「えっへへー」

「ほんッとうに、初めてなわけ?」

「本当だよ♪」

「そんなぁ…これが才能か…」

「ふふふー」

その後もアーケードでは負けまくり。
趣向変えとつれていったメダルゲームでは貴人だけがどんどん出し、あたしは消費役に徹した。
ある意味便利。

「あたしちょっとトイレ行ってくるねー」

「うん」

大穴だしまくりの(貴人が)競馬ゲームのさなか、あたしはトイレに行った。
ことを済ませ、鏡を見る。

鏡に映る自分の顔はなんだかすごく楽しそうだった。
あたしの中の貴人の印象はだいぶ変わってきてる。

貴人のいる場所まで戻ろうとすると、彼のいる場所に別の人がいることに気づく。
別の学校の女生徒だ。

貴人はナンパされているんだろうか。逆ナンか。
女生徒は3人組で、ギャルとはいかないまでも派手そうな感じの子と、気の強そうな髪の長い子と、背の小さいかわいい子だ。

あたしは貴人のもとに行きづらくなり、しばらく様子をうかがった。
周りがうるさくて話し声が聞きづらい。

「…貴人君てさっきの子と付き合ってるの〜?」

「…」

もう名前で呼んでる。あたしはなんだかんだ呼べてないのに。
貴人の声は背中を向けているせいかよく聞こえない。
ただ、その問いには首を横に振っていたので、「ノー」と答えたんだろう。
まあ、ここでイエスって答えられてもあれだけど。
そう考えている間にも4人の会話は続く。

「そうなんだぁ」

「えー。じゃあたし彼女になりたいっ」

んまぁなんて大胆な。
そう言った背の低い子は貴人の隣の席に座った。
さっきまであたしのいた席だ。
そう言えば1メートル以内だなぁ。まぁいいか。

背の低い子は、隣に座って貴人を見上げる。
大きくぱっちりした目がうらやましい。
貴人は今どんな顔をしてるんだろう。
さすがにあたしが戻ってくるかもしれないとわかっててデレデレはしないと思うけど。
でもそれなら隣に座らせるなよ。

「…」

貴人が何か言って立ち上がった。
くるりと振り向いてあたしと目が合う。
貴人は安堵の笑みを浮かべる。その表情にどこかほっとする。
こちらにこようとする貴人を制し、歩き出す。

「あ、じゃああたしたち行くね」

「貴人君、またね」

「考えといてね」

3人は一言づつ言うと、貴人に笑いかけてこちらに向かってきた。

「貴人君かわいそ。あの子じゃ彼女は務まらないよね」

「月とすっぽん?」

「あの子は貴人君にはふさわしくないと思うわ」

すれ違いざまに、そんなことを言われ思わず立ち止まる。

ふさわしくない、か…

そんなことよくわかってる。
背後では3人がきゃははーと大声で笑いながら店を出て行った。

貴人のもとへ着く。
あたしはにっこり笑って言った。

「そろそろ帰ろっか」

「…うん」

無言で店を出る。

「沙映さん」

貴人があたしを呼ぶ。
立ち止まり振り返ると、貴人があたしの手をぎゅっと握ってきた。
そして耳元でささやく。

「約束」

「わ、わかってるよっ」

あたしはもう真っ赤だろう。
久しぶりの至近距離の貴人。やっと慣れてきたと思ってたけど、全然そんなことなかったらしい。
目を見たら負けだ。そう思ってさっさと歩きだす。

手をつないでからも、お互い黙ったままゆっくり歩いた。
貴人があたしを質問攻めにしないのは珍しいことだ。
静かなせいか、手のぬくもりがより感じられる気がする。
吐く息が白い。
でも、すぐ近くに触れるぬくもりのおかげで、あまり寒さは感じなかった。


「沙映さん」

「ん?」

「好きだよ」

ぬあっ!?

しんみり歩いていたのに、急に何なんだ。
隣をちら見すると、うつ向き気味の貴人。
どんどん心拍数が上がってしまう。

あたしの手を包む貴人の手。
優しく、強く。何かを伝えようとしてるみたい。

「僕は沙映さんのことだけ考えてるよ。今も、これからも」

「な、何なの急に!?」

慌てふためく私の手を強く握り、貴人は「ううん」と言って笑った。

「えーっと。ハズカシイデス」

「ごめんごめん」

家の近くの公園に差し掛かったところで、貴人は急に手を離した。
だらりと垂れさがりかけた手を、あわててもう片方の手で拾う。

貴人は真剣な目をしてあたしを見つめていた。
とくっと心臓が跳ねる。

「沙映さんは僕のこと…好き?」

「あ、あたし…」

もしかしたらこれでどう返事するかで貴人との関係は変わるんだろうか

好き
好きじゃない
嫌い
嫌いじゃない

「…」

何も答えられないあたしに、貴人は不思議な笑みを浮かべた。
悲しいようで悲しくない。嬉しいようでうれしくない。そんな表情で。

「今はまだ返事を求めるのは早かったね。ごめん」

「ご、めん…」

「でも、僕は沙映さんのこと好きだから。
会うたびにどんどん好きになってる。会えない時もいつも沙映さんのこと考えてる」

「うう…」

恥ずかしい。
何でこんなセリフを口にできるんだ。
貴人の顔なんてまともに見れない。

「そのこと、忘れないでね」

「え…う、うん」

 

 

家に帰ってお風呂に入る。

『沙映さんのこと考えてるよ。今も、これからも』

貴人の言葉が何度もリフレインした。

ゲーセンにいた女子高生をふと思い出す。
何であの子たちとかじゃなくてあたしなんだろう。

『ふさわしくないと思うわ』

ホントにそのとおり。
あたしなんかのどこがいいんだか。
でもなんかへこんだ。

帰り道、いつも質問攻めにするくせに、今日はずっと黙ってて。
最後にあんなこと言ってくるなんて。

『いつも、沙映さんのこと考えてる。それを忘れないでね』

思い出すだけで気恥かしい。
いつもあたしのことを考えてる、なんて…

もしかして、慰めてくれてたのかな。

勝手な憶測をしながら眠りについた。

 

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